
特定行政書士の考査は、4択のマークシート方式ですが決して侮れません 。実際に受験した感想として、30問中9問も「個数問題」が出題されるなど、曖昧な知識では太刀打ちできない厳しい内容でした。
これから受講される皆さんに向け、募集要項の重要ポイントと対策を簡潔にまとめます。
1. 研修と考査のスケジュール(令和7年度)
まずは、申し込みや受講の期限を厳守することが第一歩です。
- 申込期間: 4月1日(火) ~ 6月20日(金)
- 受講料: 8万円(新規受講の場合)
- ビデオ講義受講: 8月1日(金) ~ 9月15日(月・祝)
- 約18時間の講義を100%受講しなければ考査を受けられません 。
- 考査(本番): 10月19日(日) 14:00~16:00
- 結果発表: 11月中旬にサイト掲載、12月上旬に郵送
※考査は10月ですが、申し込みは4月から始まっています。
2. 攻略のための必須教材
試験問題は、令和7年4月1日時点で施行されている法令を基準に出題されます 。以下の2冊を徹底的に読み込むことが合格への近道です。

『特定行政書士法定研修考査 合格対策 要点解説と模擬問題(第2版)』 (¥2,970 税込 )
こちらは自ら購入しました。特定行政書士法定研修のことをとても分かりやすく
解説してくれていますし、模擬試験で本番の感覚がつかめます。

『行政書士のための要件事実の基礎 [第2版]』 (受講者に配布 )
この資料は、特定行政書士に必須となる「要件事実」や「事実認定」を理解するため、
その土台となる民事訴訟法の知識まで踏み込んだ内容となっています
この他にも本や資料が送られてきますが、私は時間がかけられませんでした。
3. 受験の注意点と合格基準
- 形式: 30問の択一式(マークシート) 。
- 合格ライン: 例年およそ6割程度の正解が目安です 。
- 持ち物: 受験票、行政書士証票、筆記用具(BまたはHB)を忘れずに 。
最後に
私は先輩に「行政法をやっておけばいいんだよ」とアドバイスされたので、隙間時間を見つけてはアプリで問題解いていました。

久しぶりに問題を解いてみると、やはり記憶が曖昧になっていることも多く、考査までにざっと2周しました。
実際考査を受けてみた体感として、思わず手が止まるような難問も含まれていました 。そのため、迷う問題があれば深追いせず、潔く後回しにして次へ進むのが賢明です。
私の場合は、まず得意な「行政不服審査法」や「行政事件訴訟法」から着手してリズムを作り、「特定行政書士の倫理」や業際問題などはこれまでの実務感覚を活かして解答しました 。その上で、残った問題を一通り解き、最後に迷った箇所をじっくり見直すという流れを組みました。
本試験は2時間で30問を解く形式なので、3時間で60問を解く行政書士試験と比較すれば、時間的な余裕は十分にあります 。焦らず、自分のペースで取り組めば大丈夫です。

最後の令和7年度のデータでは、受験者数856名に対し修了者は538名、合格率は62.9%でした 。4割近くの方が涙を呑む試験です。講義動画の視聴だけで満足せず、テキストの細部まで理解を深めて考査に臨んでください.
ご参考になれば嬉しいです。

コメント